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しばらく前に、「いま憲法9条が『国際平和の指針』になると内外から注目をされています」と書いたところ、読者の方から「具体的にどこの国の誰が、注目しているのか教えて」とのコメントをいただきました。「そのことならこれまでに記事にしているはず」と思っていたのですが、調べてみたら記事にしていないことが分かりました。この際なので、いくつか具体的な事例を紹介したいと思います。 第1事例。05年7月、ニューヨークの国連本部で開かれたGPPAC(ジーパック)の国際会議が採択した「世界行動宣言」です。世界118カ国のNGO(非政府組織)諸団体の代表約900人があつまる全地球的な国際会議が採択した「宣言」は、憲法9条を高く評価し、次のようにのべています。 「世界には、規範的・法的誓約が地域の安定を促進し信頼を増進させるための重要な役割を果たしている地域がある。たとえば日本国憲法第9条は、紛争解決の手段としての戦争を放棄すると共に、その目的で戦力の保持を放棄している。これは、アジア太平洋地域全体の集団的安全保障の土台となってきた」(原文のPDFファイルはこちら。17ページにあります) なお、GPPACは「武力紛争予防のためのグローバル・パートナーシップ」の略称。運動の発端は、アナン国連事務総長が2001年、「紛争予防における市民社会の役割」の重要性を強調、この問題でNGO国際会議の開催を呼びかけたことです。 第2事例。05年6月にパリでおこなわれた国際民主法律家協会の第16回大会が採択した「日本国憲法第9条についての決議」というものがあります。この決議の言葉は感動的です。 「21世紀に戦争のない世界をつくりあげることは、人類の悲願である。それゆえ、第9条は、人類の希望の原理を指し示している、人類の宝であると言っても過言ではない。」 第3事例。04年7月にアメリカの「平和のための退役軍人会」が採択した決議「危機に瀕している日本国憲法第9条を支持する」でも、次のように憲法9条を重視しています。 「親愛な日本の友人のみなさん、私たちは、9条が『戦争による支配』を『法の支配』に置きかえる地上の生きた模範であるというあなた方の考えを共有する」 第4事例。日本でも憲法9条に注目・期待する動きが広がっています。著名文化人9氏がよびかけた「九条の会」は、全国各地に広がり、その数は6000を超えました。 以上いくつか紹介しましたが、憲法9条について内外からの注目が広がっていることを感じていただけるのではないかと思います。 しかし、まだまだ憲法9条の値打ちを知らない人もたくさんいます。 かえるネット京都としては、憲法9条の改悪を阻止するために、憲法9条の値打ちをもっと多くの人に知ってもらい、改悪反対派を多数にするために引き続きとりくんでいきたいと思います。 |
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